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生きていることの価値を高める【株式会社メディカルクルーズ 代表取締役社長 芳川卓司氏】

【インタビュアー 採用定着士 野田 亨】

店舗名の由来は「スノーボード!」

初めまして、私は、株式会社メディカルクルーズ 代表取締役であり薬剤師の芳川卓司です。当社は、「くるーず薬局」という店舗を住吉区内で3店舗運営をしている会社です。
私の趣味は大学時代からやっているスノーボードです。
「くるーず薬局」という名称はスノーボードが原点にあります。
スノーボードでクルージングという滑り方があります。
整地された斜面をすべるのではなく誰も滑っていない斜面をまるで大海原の波をクルージングするように滑ることを言います。
クルージングでは、人によってはコブがつらいと感じる人もいれば、それをジャンブ台として楽しめると思う人もいます。
クルージングでは、一見マイナスと思われることが人や見る角度によってプラスにも感じることがあります。人それぞれの想像力を豊かにさせることで楽しみにも変えられるということを分かり合えるような職場にしたいとの思いから「くるーず薬局」と名付けました。
私は高校3年生の進路を選択するときに将来何になりたいのか?考えたことが、薬剤師になるきっかけになります。
子供のころに1人で病気かケガで薬をもらいに薬局へ行ったことがあります。その時、子供の私にも大人と同じ扱いで接してくれたことがうれしかった記憶を思い出しました。
その時の女性のスタッフの対応がとてもかっこよく薬局で働く仕事、薬剤師を目指すことにしました。

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初めての転職

かっこいい薬剤師になる!

大学に入学して先輩の影響もあり「スノーボード」にハマりました。
薬学部に行き、薬剤師にはなりましたが、生活のメインはスノーボードだったのです。
就職も大手の総合薬局に就職をしましたが、休みのスノーボードがメインは変わりませんでした。
その職場で働きながら数年が立ち、ふと自分は何のためにこの仕事を選んだのだろうと考えるようになってきました。
仕事も慣れてきたけどこの会社で出世したいわけでもなく、悶々とする日々を過ごしていました。
その時、あこがれていたMRをしていた大学の先輩が薬局に転職をした話を聞きなぜ転職したのか?知りたい思いから先輩にアポイントを取り、話を聞きに行きました。
その薬局は大きな薬局ではありませんでしたが、「在宅医療」に力を入れている薬局だと知りました。
今の仕事は、ただ毎日淡々と仕事をこなすだけですが、先輩の薬局では、ドクター、看護師、家族つまりは人に携わる仕事でした。
ふと、自分が薬剤師になろうと決めた時のことを思い出しました。
そうだ、子供の時に接してくれたかっこいい薬剤師になりたいそう思い出しました。
そして、先輩の会社に転職することにしました。

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会社との考え方のずれが開局のきっかけとなった!

転職してしばらくはやることが新鮮で、やる気も出て仕事が楽しい、自分の存在価値が感じられる仕事だったため転職して本当に良かったと感じました。
しばらくして、会社が新しい会社を作りその代表に先輩がなることになりました。正直すごいと思いましたし、自分も頑張って社長に認めてもらい会社を任せられるようになりたいとも思っていました。
しかし、その会社の社長と意見が少しずつずれるようになってきました。
今まで通り患者のためにやるべきことがあるのに、社長からはそこまでやらなくてもいいといったことが増えていきました。
その最中、先輩が精神的につぶれてしまい会社経営をすることが難しくなる出来事がありました。
私は社長から、その会社を任せられると思っていましたが、社長からの依頼は、その先輩を支えて会社を切り盛りしてやってくれといったものでした。
その時、私は、「そうかあ、私はこの会社ではいつまでたっても、どんなに頑張っても、先輩には勝てないし評価されないのかあ」と思いました。
それを機に私は退職を決意して独立して薬局を開局することを決めました。

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独立開局、今までの経験を活かして店舗も拡大

私は、この住吉という土地にゆかりがあるわけではありません。
この本店の場所しか薬局ができる場所がありませんでした。
紹介してくれた医薬品卸の担当者からはクリニックが一つしかない場所ですがどうでしょうか?
連絡いただいたのをきかっけでそこでやると決めました。
しかし、普通の薬局のようにそこにいるだけでは成り立ちませんので、今までの経験を活かして「在宅医療」も取り入れることにしました。
最初は、前職の時にお付き合いをいただいていたクリニックや看護師さん、老人ホームなどから依頼をいただけました。
そのまま少しずつ口コミや紹介で範囲が広がっていき今では3店舗まで増やすことができました。
今ではスタッフの57名となっています。
今まで私と妻で切り盛りしてきましたがそれだけでは持たなくなっているのも感じています。
新たなる組織づくりも必要です。
今年は2名の新卒採用も実施しました。
これも新たな挑戦です。

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患者様のために規模拡大!

クルーズタウンを作りたい!

今当社は次のステージに上がるところに立っていると考えています。
芳川商店からメディカルクルーズになれるかどうか?です。
今までは、私と私の妻がいるから依頼をいただくことが多くありました。
これからは、スタッフで運営をしてもそういった紹介などをいただけるようにしなければなりません。
すぐに、成果は出てこないと思いますが、今まさに、スタッフだけではなく、私自身も意識改革に取り組んでいる最中です。
そのためには、理念の浸透、新しい評価制度などを取り入れてスタッフのやる気をアップしていくことも大切だと考えています。
3年後には、現在の3店舗から6~7店舗にはしたいと思っています。
私たちがやっている在宅医療が今必要で求められており現在の店舗ではカバーしきれなくなってきているからでもあります。
規模の拡大によりスタッフも増えることで、本来の医療があるべき姿として、24時間365日受けられる体制も整えたいと考えています。
規模の拡大、店舗を増やすことは、自分たちのためではなく、患者様のためです。

将来、私は医療と生活が一体となった地域を形成したいと考えています。
私たち「くるーず薬局」を中心に街があり、食、成長(知る)、地域貢献などができるコミュニティネットワークを構築し街づくりに貢献したいと考えています。

患者様が人生を終えるまでお世話し、その人生を終えるときに「くるーず薬局」に出会えてよかったを思っていただけるような会社にすることが最終目標です。

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会社情報

会社名略称. 株式会社メディカルクルーズ
会社名 株式会社メディカルクルーズ
理念・使命 理念:「生きていることの価値を高める」
会社名 〒558-0002 大阪府大阪市住吉区長居西1-14-27
アクセスマップ 地図を開く
代表者名 代表取締役 薬剤師 芳川 卓司
最寄駅 大阪メトロ 御堂筋線 長居駅
3年後ー5年後の目標 店舗数を6~7店舗に拡大したいと考えています。
現在訪問しているエリアが少しずつ拡大をしており
今の店舗ではカバーしきれなくなってきているためです。
新規事業・チャレンジしたいこと 街づくりをしたいと考えています。
クルーズ薬局を中心に、街に住む人にとって必要なものを
提供できる街を作りたいと思っています。
事業内容 調剤薬局(OTCの扱いもあり)

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採用定着士情報

今回の社長インタビューは下記の採用定着士が記載しました。
尚、ご興味がある際への当サイトからの連絡は採用定着士を通してお願いします。

事務所名 【インタビュアー 採用定着士 野田 亨】
住所 大阪府大阪市中央区内本町1-1-10五苑第二ビル3F
電話番号 0120-792-770
事務所HP https://h-around.com/
企業のセールスポイント 当社は、「採用」が変われば「企業」が変わる!をモットーに、
企業の人材採用力、人材定着力アップを支援する会社です。
当社クライアント様で、独自性を持ち、また将来に向けて前向きに
経営をされている会社様をご紹介いたします。
大切にしている考え方 「採用」が変われば「企業」が変わる!
事務所からのメッセージ 未来経営を始めると会社が加速し始めます!一緒に未来経営やりませんか?
保有資格 採用定着士

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採用定着士 野田の目!

薬局を中心とした街づくり!その思いの中心に患者様の思いがある!

薬剤師になるきっかけをくれた、子供のころを女性の薬剤師さんの話をしていただきましたが、
この思いから薬剤師になるって決めた芳川社長はすごいと思いました。
しかも、大学に行き「スノーボード」にハマりながらもしっかりと勉強もされ
薬剤師にもなられています。
薬剤師になり、一瞬仕事よりスノーボード中心の時があったと伺いましたが
そのあと、高校の進路の時のように、自分を見つめなおされています。
それで、もう一度、なぜ自分がこの仕事をしたかったのかを思い返されて奮起し転職をします。
それがいいきかっかけになられたなあと感じました。
その転職先での経験があったからこそ今のクルーズ薬局は生まれたのだと思いました。
今後は患者様のために店舗を拡大しつつ、街づくりにも貢献していきたいと語られていました。
少子高齢化社会を迎える日本にとって医療は欠かせない産業の一つであることは間違いありません。
その医療を支える身近な場所として薬局があると思います。
それをさらに生活にまで広げ、今後どのようなアイディアが生まれるのか楽しみでなりません。
今後の芳川社長のさらなる活躍を祈願しております。

(著)ヒューマンアラウンド株式会社 採用定着士 野田 亨

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