採用定着士による未来志向経営者インタビューサイト

2023年の４月に宮崎市に訪問看護ステーションをOPENする予定です。
看護師さんやリハビリスタッフが利用者さんのご自宅にお伺いして、看護サービスやリハビリを提供するお仕事になります。

もともと仕事を自分でしたい！という想いが昔からありました。

これまで２回転職しているのですが、最初に勤めた会社は、大型トラックを作る製造業でした。
お客様の注文に合わせて大型トラックを一から作る仕事なのですが、とにかく肉体労働で、１か月の残業が200時間を超えることもありました。
朝８時から、日付が変わって２時、３時まで働くなんてこともあったんです。
約10年くらい働きましたが、この仕事は若いうちしか続かないなと思って、夜学のリハビリの専門学校に働きながら通って作業療法士の資格を取りました。

その後、宮崎の病院に勤め始め、その病院では10年働きました。
自分の性格上、一つの箱にいるとなかなかじっとできないタイプなんです。
病院で働きながらも面白いことをしたいな、違う仕事があるのではないかとずっと思っていました。

そんなことを思いながらも、今いる場所の現状は知りたくなる。
そんな思いから、リハビリ・作業療法士の分野でどのくらいのところが今の現状なのか知りたくなって、病院に勤めながら、大学院に行きました。

そこで、学位をとったのですが、たまたま大学から声がかかって、「教員をやってくれないか？」と言われ、４年前から大学の教員をしています。

その中でも、やっぱり自分で仕事をしたい、という想いは消えませんでした。
世の中の世情に合った仕事、自分の資格を活かせる仕事、妻も看護師をしているので一緒にできる仕事を考えたときに、少子高齢化の波が来ている中で需要が増えていくだろう訪問看護の仕事をやってみようかなと思ったのが、この事業を始めようと思ったきっかけです。

やりたいと思ったことは、すぐ行動に移してきました。
この事務所も、訪問看護ステーションの事業を始めようと思った次の日には契約していました。
今から１年くらい前にはもう借りていました。
ずっと家賃だけ払い続けているのでリスクのある話だとは思いますが、失敗するかもしれないと思って行動しないのではなくて、どうすればうまくいくのか、だけを考えています。前しか見ていないです。

ある程度は自分がやりたいと思ったことはできてきたかなと思います。
比較的良い人生を歩んでいるかなとは思っています。

経営理念を考えるにあたって、未来には誰にも分からないし、数年単位でコロコロ変わってしまうだろうし、今の理念がこれから先も通用するかというとそんなことはない、という考えがありました。

現状に合わせて、その時一緒に働いているスタッフと理念は作っていきたいと思っています。

そんな中でも会社名のＯＵＲは、
【わたしたちの】
という意識を大切にする想いでつけました。

これは、
働いているスタッフにも“わたしたちの職場”
という意識を持ってもらいたいし、
利用してくれるお客様にも“わたしたちの訪問看護ステーション”
だと思っていただきたいという想いがあります。

どうやったらわたしたちの訪問看護ステーションになるか、どうやったら自分たちが働きやすい会社になるか、とスタッフ各自が意識しながら働いてもらいたいなと思っています。

これまで、会社や病院など勤めてきましたが、【経営】ばかりが先立っているような感じが多かったように思います。スタッフ側にもなぜ稼いで儲けないとやっていけないのかがなかなか伝わっていなかったと感じました。

私の会社ではそのあたりをしっかりと共有して、一緒に成長していける会社にしていきたいです。