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「社長ってどんな人?」ときかれるとどの社員も「笑顔の人」って答える【パッケージアサヅマ株式会社】

一般社団法人 北海道採用定着支援ラボ

お商売繁盛のトータルサポートマーケット

50年の歴史のなかで培ったアサヅマブランド「すぐ有る、いま有る、すべて有る」

社名にもあるように、うちは「パッケージ」を扱っている会社です。

例えばスーパーに並んでる商品のほとんどが何かに包まれていますよね。
商品の大半はパッケージングされて物流しています。昔であれば新聞にくるんで流通していたような時代もありましたが、今はデザインされた包装に包まれ、その見た目のかっこよさが売上に大きく影響することもあります。商品は手に取ってもらうことが第一なので、そういった商品を魅力的に引き立てるパッケージの開発、販売をさせてもらっている会社です。

加えて北海道内に6店舗ある小売店では「容器」や「袋」、「お箸」といった包装資材や業務用備品を販売しています。

うちの特徴として正社員比率が高いことがあげられます。一般的な小売店舗であれば社員は1,2人がいて、残りはパート・アルバイトさんといった組織構成が多いですが、うちは1店舗あたりの社員数が大体7人くらい。よく回りますねって言われます笑
理由は色々あるのですが、一つはうちの方針が「社員第一主義」というところにあります。客商売では「お客様第一主義」というのが普通だと思うのですが、うちでは働く人を第一優先にして考えています。
もう一つが「プロ集団」をつくりたかったから。うちは取扱商品が2万点以上あり、ポリ袋一つにしても素材や材質などの違いで何十種類もあります。お客様も目の肥えたプロなので、こちらも一流で対応していくために正社員をあえて多く配置させています。

またうちの大きな特徴として、本社が行っている「ロスコントロール事業(ロスコン事業)」というものがあります。
普通であれば商材はロットで仕入れをすると思います。例えば、本当は1個だけほしいのに商材の最小ロットが10であれば、10個仕入れなくちゃいけない。そうなると9個は余りますよね。使い道があればいいですが、最悪そのまま資材ロスとして廃棄になってしまいます。
そうならないように、自社では1000坪規模の倉庫を保有し「必要な商材を、必要な分だけ」発注できる仕組みを作っています。
本社が行っているロスコン事業は、うちと同じような商品を扱っている道内の小売店にも展開しており、うちの倉庫から必要な分発注をしているんです。
このロスコン事業によって2万点もの品数の取り扱いが実現できており、他社と比べて差別化を図ることができています。

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たとえ商品が嫌われても、誇りを持って働ける仕事

コロナ、SDGs‥パッケージが嫌われていく中、それでも売上が増え続ける理由

パッケージというとほとんどが石油製品で、かつプラスチック。SDGsへの取り組みやごみ問題から使い捨てのプラスチック製品は昨今では本当に嫌われ者になってしまいました。
わかり易い例でいうと、大手の飲食店が紙ストローを導入してますよね。大通公園でのイベントもずっとプラスチックコップを利用していたのが、全部紙指定になっています。
こういった流れもあり、売上が落ちるだろうと予想をしていたところに、畳み掛けるようにきたのがコロナでした。コロナの影響で飲食店からの需要がほぼなくなってしまったんですね。

でも結果として売上が落ちるどころか、ずっと右肩上がりを維持し続けているんです。

実はコロナの影響は他でもあって、クラスターが起きた時、病院で提供している病院食がこれまで洗って繰り返し使ってた容器を使うことができなくなり、その代わりとして使い捨ての容器に変更されたんですね。

飲食の売上は激減しましたが、その分病院が伸びました。

その時に確信したんですね、どんなに嫌われ者になっても必ず使うところはあると。

数年前に北海道の厚真町で大きな地震があった時、同じように道内各地で使い捨ての容器が必要になり、小学校へ寄付をしたり、避難場所を回って容器を持っていったりと、会社一丸となって北海道を駆け回り使い捨ての容器を届けました。
その経験は社員のみんなにとっても「これだけ社会貢献ができる会社なんだ」と大きな自信になったと思います。普段は「ゴミを売っている」なんて揶揄されることもありますが、うちはこれからも社会に必要とされる会社であり続けると思います。

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社員から「笑顔の人」と呼ばれる社長が明かす”笑顔でいる理由”

社長として意識していることはどれだけ目配り気配りができるか。

ここで働く前は海上自衛隊で潜水艦乗りを3年間やってまして。
結構良い給料もらってたので、札幌に帰ったらよく飲みに行ってたんですよ。でも本当はこの時すでに潜水艦乗りを辞めたいなって思ってて、そんな折に飲み屋で出会ったのが本社の専務だったんですね。次まだ決めてないならうちにおいでよと誘われて、それで入社しました。
そうは言っても最初はアルバイト。そこからまずは3年間トラックドライバーをやってました。ドライバーとしてお客さんのところへ行ってるうちに「いつも来てる営業マンよりあなたが来て営業やってよ」と言っていただけるお客様が何件かありまして、ありがたいことに。
それでドライバーを3年経験したのちに、営業職として働くようになりました。そこから営業が長くて、気づいたら今のポジションにいました。22,3歳で入社したので28年くらいですかね。

一応人の上にいる立場として意識していることはどれだけ目配り気配りができるか。
要は世話役みたいなことなんだけど。ただこのスタイルで行くなら30人くらいが限界かな。本社も合わせると120人くらいいるんだけど、その代表だと難しい。まぁでも今の規模だからこのやり方ができてるし、社員もみんなやりたい放題やれてると思う。
頑張って会社に貢献していい業績を残してね、というよりも、うちの会社を最大限利用して幸せになってねって思いの方が強い。だから社員一人ひとりの状況はしっかり把握したくて、報連相や確認事項はしっかりやるけど、最近会ってないなぁ声聞いてないなぁって人がいたら直接会いに行って話しにいったりしてます。

社員みんなに「社長ってどんな人?」ときくと「笑顔の人」って言われるんですよ笑
うちはトップダウンではなくてボトムアップだから、社員から社長に意見が来ることが多くて、中には嬉しくない報告とかもありますよね、そういうときでもなるだけ笑顔を絶やさない。実は意識してやってるところもあって、なんでかっていうと笑顔にしていて怒られる経験ってあまりないんですよ。笑ってる人に怒るって実はすごい労力がいるんです、エネルギーがいる。だからいつも笑顔でいて「がはは」って怒られないようにしてる笑
あと、笑顔は相手も笑顔にする。笑顔は伝わっていくので。皆が笑顔になるよう、まずは自分から笑顔に、みたいな感じです笑

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会社情報

会社名略称. パッケージアサヅマ
会社名 パッケージアサヅマ株式会社
理念・使命 組 織 理 念
考えること、学ぶこと、実践することを通じて、笑顔で成長する
会社は社員が成長するためにある。仕事を通じて成長することにより、人生を実り多きものにする。

経営の基本方針
①「人が育ち人間力を高められる組織風土づくり」を進める。
②「キャッシュフロー経営」「適正回転率経営」「付加価値経営」を経営の3大方針とする。
③ パッケージアサヅマ(株)は三桜アサヅマグループとして共存共栄を遂げる
会社名 北海道札幌市白石区流通センター1丁目3番地28号
代表者名 田中康一
3年後ー5年後の目標 パッケージは基本石油製品でプラスチックが主流です。だから最近では環境への意識もあってパッケージが嫌われ者になっていたりします。でもどんなに嫌われ者になってもパッケージそのものがなくなることはない。3年後もパッケージの需要に答え続けていると思います。更にいうと、日本は世界的に見てもパッケージデザインのレベルが高いと言われています。なので、日本のパッケージを世界に向けて普及していきたいと考えています。
新規事業・チャレンジしたいこと 4月にオープンしたばかりの厚別店が同じテナントにあるというつながりもあって、みなさん一度は絶対耳にしたことがある某総合ディスカウントストアから「全国に展開している店舗で一緒にやらないか」と打診を受けています。ただこれを実現させるには「人」が必要です。パッケージアサヅマの強みは2万点以上の品揃えとそれらを武器に最適な提案ができる一流のスタッフあってこそ。だからこそ、これからの飛躍的な成長をともに進んでくれる人を今探しています!
こんな人に会いたい 明るくて元気で素直な子!あと笑顔!
組織図・組織構成 本社が白石にあり、小売店舗が道内に6店舗(すすきの2店舗、北光店、厚別店、函館七飯店、小樽店)、あとは1000坪近くある巨大な倉庫が白石にあります。
事業内容 包装資材、食品資材、食品機械販売、事務用品、紙工品
メッセージ 社員はみんな好き勝手やってます!一緒に楽しく働きましょう!
その他 創業者である現会長に言われ続けた「社員は家族である」と「利は元にあり」。
今の私自身の行動原理になっています。

社員は家族はそのままの意味ですが、利は元にあり。というのは、会社の利益というのは作っていただいているメーカーや人がいてこそのもの。「商品を買ってやっている」という態度ではいけないという戒めでもあります。
応募の流れ 当社にご興味のある方はまずインタビュアーである、
採用定着士を通して、ご相談下さい。
採用定着士の事務所名 一般社団法人 北海道採用定着支援ラボ
採用定着士の氏名 杉田 慎吾

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採用定着士情報

今回の社長インタビューは下記の採用定着士が記載しました。
尚、ご興味がある際への当サイトからの連絡は採用定着士を通してお願いします。

事務所名 一般社団法人 北海道採用定着支援ラボ
住所 北海道札幌市北区北六条西6丁目2福徳ビル3F
事務所HP http://www.hokkaido-lab.com/
企業のセールスポイント 3年後のビジョンに活源(カツゲン)!「北海道の未来を見据えて一緒に成長していける会社」に対して「人の側面での課題解決」を行っています!
大切にしている考え方 "どさんこサスティナブルセカイ LaB. " ラボは、どさんこによるサスティナブルな経済・地域・社会の創造を研究し続けます
事務所からのメッセージ "ドリームズ・カム・トゥルー" ラボは、夢実現に向けて採用と定着の二軸でサポートする永続的な伴走馬です
保有資格 特定社会保険労務士、行政書士他

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編集後記[インタビュアー杉田]

田中社長の気さくで温かなお人柄が素敵でした!

本日インタビューを受けていただいた田中社長、元々はドライバーとして非正規雇用からの始まりだということを伺いとても驚きました。社長になるまでのサクセスストーリーをもっと掘り下げて伺ってみたかったです。
インタビューでは触れなかったので本記事では紹介できませんが、実は潜水艦乗りをされるより以前は〇〇(人を笑顔にするお仕事です)をされていたそうで、どおりでインタビュー中も笑いが絶えないわけだと納得しました。
職場でも社長の立場ではあるもののスタッフとの距離も近く、信頼関係をしっかり構築されていらっしゃるのですが、その背景には細やかな目配り気配りや笑顔でいることなどがあって、そういった社長のお人柄の良さがマネジメントや職場の雰囲気づくりに活かされているのだなと感じました。
きっと田中社長の下で働けたら毎日楽しくワクワクしながら仕事ができるのだと思います。
貴重なお時間をいただきありがとうございました!

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